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テストゲームの開発・運営の品質保証に貢献「開発レギュレーションテスト」提供開始

EGテスティングサービス株式会社(以下、「EGテスティングサービス」)は、開発中のゲームが定めた基準通りの設計になっているかを検査する「開発レギュレーションテスト」を2021年3月17日(水)より提供開始いたします。

安心・安全なインターネット環境の実現に向け、ネットセキュリティに関わる様々なサービスを一気通貫で提供しているイー・ガーディアングループの中で、EGテスティングサービスは、ゲーム・Webサイト・モバイルアプリ等のソフトウェアやハードウェアのテスト(第三者検証)業務を提供しております。

現在、国内ゲーム市場は10年連続で拡大を続けています。さらに、新型コロナウイルス感染拡大と外出自粛による巣ごもり需要で、長時間プレイするゲームユーザーが増加するなど、今後ますます市場の拡大が予測されております (*)。
ゲーム業界においてゲームの企画から宣伝、販売までを行うゲームパブリッシャーは、市場の拡大や時流に合わせて新規タイトルを配信・販売するために、より効率的な開発・運営体制を築きながら自社のコア業務に注力できる環境作りに注力するなかで、ゲーム開発において各工程を専門の企業に委託する「分業化」が急速に進行しております。これにより、1つのゲームタイトル完成までに数多くの企業が連携し、スピーディかつ質の高い作品が生み出されるようになりました。
一方でその弊害として、企業間の連携の中で認識ミスや不十分な理解によるディスコミュニケーションが要因で発注元の意図しない仕様が実装されるなど、開発全体のハンドリングが難航するケースが生じています。

これらの問題を防ぐべく、制作の主幹となるパブリッシャーは、ゲームプラットフォーマーがそれぞれに定める基準だけでなく、ゲーム開発における独自のレギュレーションを設け、最低限守るべき基準を定める必要がありますが、市場の拡大に伴い開発が優先されるなか、現況ではそこまで手が回らないという現状があります。
さらに、意図しない仕様を実装したままリリースされた場合、リリース直後にメンテナンスを余儀なくされるなど、正常なゲーム運営の妨げとなる事態にも繋がりかねず、早急な対策が求められております。

このようなニーズを受け、EGテスティングサービスは、ゲーム開発におけるレギュレーションの策定から、レギュレーションに沿って開発・実装されているかどうかのチェックまでを行う「開発レギュレーションテスト」を提供する運びとなりました。
本サービスは、ゲームパブリッシャーがデベロッパーに求める、ゲーム内通貨(無償、有償)の使用順等の機能面のルールや、デザイン(露出度、暴力的な表現)の基準など、各種レギュレーションの策定・コンサルティングを行います。特に、各工程の開発の進行にあわせてそれらの基準に沿って実装されているかどうかのチェックまでを行うことで、各社の認識ミスや不十分な理解から生じる仕様のミスをなくし、円滑なゲーム開発をサポートすることが可能です。

本サービスを通し、ゲーム開発環境を整え、レギュレーションを遵守することで、ゲーム事業者の安心・安全な事業運営に寄与して参ります。

今後も、EGテスティングサービスは、イー・ガーディアングループの一員として専門性と質の高いサービスを提供し、ミッションである「We Guard All」の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービスの開発に尽力して参ります。

「開発レギュレーションテスト」概要

対象企業

ゲームパブリッシング事業者

サービス概要

  • ゲーム開発における機能面、デザイン面、その他仕様に関するレギュレーションのコンサルティングを実施
  • 開発の進行にあわせ、レギュレーションに沿って実装されているかどうかを確認するテストを実施

(*) 出典:ファミ通ゲーム白書2020、ファミ通モバイルゲーム白書2021

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