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多様な機器に対応可能な 「多端末VR検証サービス」 提供開始

EGテスティングサービス株式会社(以下、「EGテスティングサービス」)は、XR(VR/MR/AR)デバイス及びXRデバイス向けゲーミングPC・ワークステーションなどのレンタルサービスを提供する株式会社アストネス(東京都中野区 代表取締役:堀 吉宏 以下「アストネス」)と協力し、多様なVR機器に対応可能な「多端末VR検証サービス」を11月28日(火)より提供開始いたします。

安心・安全なインターネット環境の実現に向け、ネットパトロール、カスタマーサポート、脆弱性診断などネットセキュリティに関わるサービスを一気通貫で提供しているイー・ガーディアングループの中で、EGテスティングサービスは、ゲーム・Webサイト・モバイルアプリ等のソフトウェアやハードウェアのテスト(第三者検証)、デバッグ業務を提供しております。2016年にはVRへの対応も開始しており、直近ではグローバル展開している大型IPのバーチャルミュージアムなど大規模コンテンツの検証を行うなど、VR製品の品質・ユーザー体験の向上に貢献してまいりました。

MM総研の調査※によると、2022年度におけるVRゴーグルの国内販売台数は48万台(前年度比26.3%増)で、「VR元年」とも言われた2016年の約10倍にまで増加しています。今後もゲーム・観光・医療・スポーツなど幅広い業界で、VR製品ラインアップの拡充や小型軽量化による操作性の向上、VRゴーグル向けの魅力的なコンテンツの拡充が進み、2025年度には100万台を超え2027年度には185万台に到達すると予測されています。
コンテンツ開発には動作テストやユーザビリティチェックなどの“検証”が必要不可欠ですが、VRコンテンツは、VRならではの観点でより詳細な検証が必要となるため検証項目が複雑且つ多岐に渡ります。また、検証を行うには検証用のVR機器を用意する必要がありコストと手間がかかってしまいます。複数機種での検証ともなるとその負担は計り知れません。

そこでEGテスティングサービスは、アストネスに検証用機器の提供をご協力いただくことで豊富な種類のVR機器に対応可能な体制を整え、VR専門部隊による高品質な第三者検証を行う「多端末VR検証サービス」の提供を開始する運びとなりました。

本サービスでは、これまでの実績で培ったVR検証ノウハウを活用し、VR空間におけるエリア移動やコンテンツ表示、目線を変えた時の表示異常の有無など“VRならではの観点”からより細やかなテストを実施。長時間使用することによる疲労感やハードウェアへの負荷調査などユーザー体験向上のための各種確認も行います。
さらに、アストネスが保有する40種以上/500台以上のVR機器を使用することにより多様な機器での検証に対応でき、お客様が検証用機器の用意にかけるコストと手間の軽減を実現いたします。また、ご要望に応じて短期間での検証実施も可能です。

今後も、EGテスティングサービスは、イー・ガーディアングループの一員として専門性と質の高いサービスを提供し、ミッションである「We Guard All」の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービスの開発に尽力して参ります。

※株式会社MM総研「VRゴーグル市場規模と利用動向(2022年度)」

「多端末VR検証サービス」概要

対応環境

VRヘッドマウントディスプレイ(VRゴーグル)、PC、スマートフォン
(Meta QuestやPlayStation VR、PICO、VIVEなど40種以上の機器に対応)

検証項目例

  • VR空間での動作テスト
    • 通常移動およびトリガー移動時の動作、行動制限設定の確認
    • テキストの視認性
    • オブジェクトの見る位置/高さ/角度を変えた際の表示異常 など
  • 演出に関わるUXなどのユーザビリティ
    • 演出による不安感や閉塞感などを感じないか
    • 操作説明が不足していないか、導線に違和感がないか
    • スクリーンショット/画面録画の制限が効いているか など
  • 連続使用による身体的疲労と端末への負荷
    • 連続使用時間と身体的な疲労感についての意見収集
    • 連続利用によるハードウェアへの負荷の調査(電池消費/発熱等) など

※文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

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