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アジャイル型開発のトラブルをなくす「開発ドキュメンテーションサポート」を開始

EGテスティングサービス株式会社(以下、「EGテスティングサービス」)は、IT開発で加速度的に進むDX(デジタル・トランスフォーメーション)化により需要が高まっているアジャイル開発を支援するための「開発ドキュメンテーションサポート」を6月22日(火)より提供開始いたします。

安心・安全なインターネット環境の実現に向け、ネットセキュリティに関わる様々なサービスを一気通貫で提供しているイー・ガーディアングループの中で、EGテスティングサービスは、ゲーム・Webサイト・モバイルアプリ等のソフトウェアやハードウェアのテスト(第三者検証)業務を提供しております。

昨今、IT業界やシステム・ソフトウェア開発の現場では、コロナ禍によりDX化の需要が急速に高まり、時世の変化に合わせて即時対応できるよう、従来の開発手法であったウォーターフォール型から、短期間で柔軟な開発ができるアジャイル型に変更する企業が増加しております。

アジャイル型開発は、短期間で開発ができるため工数が削減され、早期にサービスインやリリースができるメリットがある一方で、開発のカギとなる仕様書などのドキュメント作成・更新の検討に充分な時間をかけることができず、結果として開発後にトラブルが発生するというケースが発生しています。
従来のウォーターフォール型開発であれば仕様書の作成などにおいて充分な検討ができていたのに対し、アジャイル型開発では作業時間が短いことや開発が最優先されてしまうことから、仕様書の作成が蔑ろにされ、実装後のテストフェーズで発生したバグに対して仕様書による振り返りができないためです。
これにより、不具合が収束しない・リリースに間に合わない・サービスイン後にクレームが発生する、といったトラブルが発生し、結果として対応工数が増加するケースが多発しています。

このような状況を踏まえ、EGテスティングサービスは、IT開発におけるテストフェーズのスペシャリストの観点から、あらゆる開発ドキュメント作成を支援する「開発ドキュメンテーションサポート」のサービス提供を開始します。

本サービスでは、前回開発された機種やプロトタイプ実装を実際に操作し、設計上の盲点になりがちな仕様書と実装の齟齬や矛盾・エラーケースを洗い出し、ドキュメントをブラッシュアップします。
例えば、設計フェーズの初期に作成された「概要レベルの仕様書」をもとに、テストフェーズにも耐えうるように全ルートを網羅した画面遷移図や、それぞれの画面で特定のキーを押下したときにどのように振舞うか、あらゆるケースを網羅したキー遷移図を作成します。加えて、スマホ版/PC版、iOS版/Android版での挙動といった、見落とされがちなプラットフォームごとの相違点をドキュメントに反映します。
本サービスを通して、ドキュメントとの齟齬や矛盾等をなくすことによりベンダー企業のアジャイル開発体制をサポートし、真の工数削減を実現することで企業のDX化に貢献いたします。

今後も、EGテスティングサービスは、イー・ガーディアングループの一員として専門性と質の高いサービスを提供し、ミッションである「We Guard All」の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービスの開発に尽力して参ります。

「開発ドキュメンテーションサポート」サービス概要

対象企業

各種メーカー、開発ベンダー、Sler

サービス概要

  • 未完成や文章のみの開発仕様書などから、質疑応答やデモ版稼働する製品から流れ図・遷移図を作成
  • アプリケーションの画面遷移イメージ(モックアップ)をHTML/XDなどで作成
  • 前回開発機種やプロトタイプを実際に操作し、仕様書と実装の齟齬や矛盾をブラッシュアップ

※仕様書類はExcel、Word、PowerPoint、マークアップ/ダウン言語、各種DTPソフトなど様々な形式のものに対応可能
※上記以外のその他ご要望にも柔軟に対応いたします。

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